アルミ複合板プレート看板のメリット解説!

広島の看板は全てお任せ!
キュービック広島です^^
『開業費用をできるだけ抑えたい!』
『でもチープには見せたくない・・・』
そんなジレンマを抱えたまま看板選びをスタートされたお客様が、最終的にアルミ複合板プレート看板へ行き着くケースは少なくありません^^
看板製作にかかるコスト、実際に看板として長く持つ耐久性、看板デザインの自由度と、正に三拍子そろった“万能的な”看板がアルミ複合製のプレート看板となります。
今回は10年以上サイン業界に携わる筆者が、
『そもそもアルミ複合板とは何か?』
といった点から、他素材と比べた具体的なメリット、導入時に知っておきたい注意点までまとめてみたいと思います!
実際にキュービック広島でも最もご依頼を多くいただく看板でもありますので、よろしければぜひチェックくださいませ。
アルミ複合板プレート看板とは?
サンドイッチ構造が生む軽さと強さ
アルミ複合板(アルミ複合パネル)は、ポリエチレンなどの樹脂を芯材とし、その両面を薄いアルミ板でサンドイッチした三層構造の板材です。
厚さは一般に3mmで、A2サイズから3×6尺や4×8尺(1220mm×2440mm)まで多彩な規格が用意されています。
看板製作で最も使用される3mm厚のアルミ複合板です↓
わかりづらいですが、薄いアルミ板で発砲樹脂がサンドされております。
看板製作の場合は大人の男性以上のサイズの3×6尺をカットする形で活用されております^^
看板としての仕上げ方
アルミ複合板の表面へ看板用へ印刷されましたインクジェットシートを貼り込み、さらに弊社の場合は透明のUVラミネートフィルムで保護をします。
(こうすることで色褪せを抑えることができ長くキレイにご活用いただけます!)
こうした形で製作される看板が『アルミ複合板プレート看板』です^^
フラットな下地のおかげで、写真も細かいグラフィックも歪みなく再現できます。
店舗の顔となるような看板から、よく見かける屋内サインなど壁面へつけられた看板の多くは、このアルミ複合板製のプレート看板となります!
アルミ複合板プレート看板6つのメリット
1. コストパフォーマンスが高い
まず注目すべきは素材そのものの安さとなります。
同じ3mm厚でもアルミ無垢板の1/3〜1/4、ステンレス板の1/6程度で調達できます。
板が安ければ、当然完成品価格も下げられる。開業直後で広告予算が限られる事業者には大きなアドバンテージとなります!
また、下記お客様事例のような大型の野立て看板も何十枚ものアルミ複合板を使用して製作されております↓
こうした看板も1枚1枚が高価な板材ですと非常に高額な看板となってしまいますが、アルミ複合板があるおかげでコスパ良しな看板が導入いただけます^^
2. 軽量だから施工がラク
芯材が樹脂のため、重量は同サイズのスチール板の約30〜40%。女性一人でも楽に持てるほど軽いので、高所へ取り付ける際も作業負担が少なく、結果的に施工費が抑えられます。現場での安全性向上にも寄与します。
また、多くの場合で看板は頭上に掲げられるケースが多く、軽量といった点は落下リスクを抑える安全面へも大きく貢献します!
3. 剛性が高く反りにくい
『軽い=ペラペラで弱い』と思われがちですが、サンドイッチ構造が箱型梁のように働き、曲げ強度はアクリルや塩ビ板を大きく凌ぐのが特徴。強風にあおられる屋外でもバタつきにくく、長期間フラットな状態を保てます。
4. サビに強いアルミ表面
鉄製看板最大の敵が赤サビ。アルミ複合板は表層がアルミのため、酸化被膜がバリアとなりサビが広がりません。海沿いの商業施設や雨ざらしの駐車場でも、塗装の剥がれさえ防げば10年以上美観を維持できます。
5. デザイン自由度が高い
フラットな板面はインクジェット印刷と相性抜群。写真、グラデーション、手書き風イラストまで、思いどおりに再現可能です。しかも3mm厚なので、カッターやジグソーで自由形状に切り出せるため、雲形やボトル形など変形看板も簡単に作れます。
一般的なプレート看板はフルカラー印刷のインクジェットシートを貼り付ける形となりますので、写真もイラストも自由自在に表現が可能です^^
弊社ではルーター加工機というデータ通りに機械がカットする設備がございますので、下記お客様事例のような形状カットしたプレート看板なども自由に製作が可能です!
6. 取り付け場所を選ばない
軽量で加工が容易なことから、壁面直付け/ポールへのビス留め/フェンスへの結束バンド止めなど、アイデア次第でどこでも設置が可能。短期イベントやポップアップショップのサインにも向いています。
他素材との比較で分かる『お得感』
アルミ複合板 vs アクリル板
アクリルは透明感と高級感が魅力ですが、紫外線による黄変や反りがネック。
アルミ複合板は非透過素材なので光沢こそ劣るものの、直射日光下での耐候性は圧倒的に上です。
アルミ複合板 vs スチールプレート
大型屋外看板では風圧に強いスチールが有利ですが、重量が施工費を押し上げます。面積2㎡までの壁面看板なら、アルミ複合板で費用を約30%カットした例も珍しくありません。
具体的な使用シーン
店舗ファサードの主看板
木造テナントや軽量鉄骨建築の外壁に直接ビス留めするだけで、オーダーメイドの顔看板が完成。LEDスポットライトを当てれば夜間の視認性も確保できます。
案内・誘導サイン
『駐車場はこちら』『非常口』などの情報板にも最適。内容が変わっても同じサイズで作り直しやすく、デザインを統一しやすいのがメリットです。
短期イベントのパネル
軽量ゆえ、展示会や学園祭でのパネル展示にも重宝。終了後はリサイクル回収が容易で、環境負荷を抑えられます。
気になる耐久性とメンテナンス
屋外5年、屋内10年が目安
インクジェットシートの耐候インク+UVラミネートで仕上げれば、退色や剥離は屋外でもおおむね5年は問題ありません。定期的に中性洗剤で汚れを落とし、角の剥がれを見つけたら早めに再圧着すれば寿命を延ばせます。
もし凹んだら?
芯材が柔らかいぶん強い衝撃で凹む場合がありますが、パネルを一式取り替えても低コスト。修理するより作り直した方が安いという、ある意味潔い素材です。
デメリットとその対処法
側面が剥き出しで見栄えが落ちる
切断面はアルミと樹脂の層が見えるため、高級感が必要な現場では側面テープで化粧するか、フレームに収めて意匠面だけを見せる方法が有効です。
熱による膨張・収縮
直射日光が当たる場所では若干膨らむことがあります。ビス留めの際に長穴加工で逃げを設ければ、板の動きを吸収して反りを防げます。
看板製作費用の目安をシミュレーション
例:横1800mm×縦600mm のプレート看板
材料・印刷・UVラミネート
おおよそ18,000〜25,000円
取付工事(壁面ビス留め・脚立作業)
約10,000〜15,000円
合計でも3万円前後で収まるケースが多く、フルカラーのオリジナル看板としては破格と言えます^^
失敗しない発注ポイント
データ作成は実寸+塗り足し
お客様ご自身で製作されたデザインデータにて入稿製作のご依頼をいただく際には、ラミネート加工時にトンボ部分が切り落とされるため、デザインデータは上下左右5mmずつ塗り足しを付けておくと端部の地色が見えません。
屋外用途はUVカットラミネート必須
コスト削減でラミネートを省くと、早ければ1年でインクが退色します。屋外掲出が2年以上ならグロスorマットのUVラミを選択しましょう。
取り付け下地を確認
石膏ボードやALCは下地強度が弱いため、アンカーやビスパッキンを併用。事前に壁面構造を業者へ伝えるとスムーズです。
まとめ
圧倒的にメリットが多いアルミ複合板プレート看板!
手頃な予算で、軽くて丈夫、印刷も自由。アルミ複合板プレート看板は、開業まもない店舗や施設が看板投資を始めるうえで、最もバランスに優れた選択肢です^^
もちろん高級感ではステンレスで立体的な文字看板を製作する箱文字やLEDを内蔵させて光らせるチャンネル文字に一歩及ばない部分もありますが、ファサードのメインサインをリーズナブルに仕上げ、浮いたコストを内装やデジタル広告に回すという戦略は現実的で、集客・認知などの成果で考えますと非常に高いです!
『まずはコスパも良く集客にも効く看板を導入したい!』
『短納期でオープンに間に合わせたい!』
そんなときは、ぜひアルミ複合板プレート看板を検討してみてください^^
弊社であれば広島県内どこでも看板デザインのご提案から施工までワンストップでご対応が可能です。
ご不明点やお見積もり等も随時専門知識をもったスタッフがご対応させていただきますので、ぜひお気軽にご相談くださいませ。
よろしくお願いいたします!